よくあるご要望について

Q:
オンライン対戦機能が欲しいです
アペンドミッションでキャンペーンモードのような連続ミッションを作成する機能が欲しいです
オリジナル機体のエディット機能が欲しいです
A:
これらは何とか実現したかった機能ですが、シェアウェア版の売上不振、モチベーションの低下、就職による時間不足
などにより実現できませんでした。10年先になるかもしれませんが、今後正式な続編(TWB2)にとりかかるチャンスが
あったら積極的に検討したいと思います。

Q:親がネットショッピングを許可してくれないのでシェアウェア版を買うことが出来ません。フリーにしてください
/ユーザー獲得のためにフリー化した方が良いのではないでしょうか、
などのフリー化に関する要望、提案
A:
現在のシェアウェア版をフリー化する可能性はありません。売れなくなったり、何らかの事情で販売を続けられなくなった
場合は公開停止します。
TWBの主な開発時期は2003年頃でしたが、作者はこの時期非常に経済的に貧しい状態で、ゲーム開発で食っていく
道を探すため、起きている時間のほとんど全部を使ってTWBの開発をしていました。いずれはシェアウェア化することを
前提にしていたからこそ、色々と辛い思いをしながらTWBという作品を育ててきたのです。
当初、開発途上版(Ver0.40/0.70/0.90)が評価されないようなら途中で開発を打ち切るつもりでした。しかし幸いにも
予想以上の反響を得ることができ、必ず買うので頑張ってくださいという応援を掲示板で多くいただいて心底励まされた
こともありました。
TWBという作品をここまで育てることが出来たのは、開発途上版の頃から応援をしてくださったり、相次ぐ開発延期にも
関わらずシェアウェア版を待ちわびて購入してくださったユーザーの皆さんのおかげです。時々いただくフリー化の要望
は、こうした古参のユーザーの皆さんの気持ちや私自身の作品に対する思い入れを否定されるようで、正直愉快とは
いえないのです。もちろん家庭の事情等があるのに無理に送金してくれとは頼めませんが、ある程度自分のお金を
自由に使えるようになったら送金を検討していただければ幸いです。



TheWingBluffのバージョンアップは終了しました。
以下は、バージョンアップの可能性が残っていた時期に書いた回答ですので、あくまで参考までにご覧ください。

Q:アペンドミッションでユニット数の上限を256以上にしたいのですが
A:
プログラムの処理上の問題で、256という数字が実質的な限界です。これ以上増やすとAIの処理が
めちゃくちゃになってゲームにならないのです。
ユニット数が多ければ面白いミッションになるとは限らないので、敵味方のユニット数を減らしながら
調整してみてください。

Q:副武装のバリエーションを増やしてほしいです(焼夷弾、反跳爆弾、増槽、対艦ミサイルなど)
A:
副武装は現在の4種類よりも増やす予定はありません。
副武装の使い分けをこれ以上細分化すると、初めてプレイする人にとっつきにくい印象を
与えてしまいますし、ゲームの面白さに結びつくとも思えないので、
機体選択画面やデータ一覧表のスペースを取ってまで追加する意味がないためです。

上記の4種類中では、焼夷弾だけは少し検討の余地がありますが、他の構想より先に
優先的に追加しなければならない要素とは見なしていません。

Q:原子爆弾が欲しいです/特攻専用機(桜花など)が欲しいです
A:
追加しません。
作者自身の手で原爆投下シーンや特攻機が登場するミッションを作るつもりはないですし、
アペンドミッションで使われるのも歓迎できないからです。

Q:火器の細かな仕様変更に関する要望
(対空射撃の威力をもっと高くしてください、主砲の射程距離を長くしてください、など)
A:
火器の仕様変更はゲームバランスに特に大きな影響を及ぼします。
例えば、20機の爆撃機を10機の戦闘機で迎撃するというシチュエーションで、爆撃機の旋回銃の威力だけを
変えて2回テストプレイをしたとします。
すると、最初のテストプレイでは戦闘機が爆撃機を全て撃墜したのに、旋回銃の威力を1ポイント上げただけで
結果が逆転する(戦闘機が返り討ちで全滅)というようなことが、開発段階で実際に起こっています。

火器のデータをいじることになった場合、その火器を装備するユニットが一つでも登場するミッションのバランスを
全て取り直すという、非常に労力のかかる作業が必要になります。そういう作業をしてまで変更を加えなければ
ならないような問題点が現時点で存在しているとは思われないので、今後火器レベルでの仕様変更を行なうことは
ほぼありません。

Q:山や崖など、起伏のある地形が欲しいです
A:
地形に起伏を持たせた場合、COM機が地面に激突死しないようにAIの調整をし直す必要がありますし、
起伏を追加したミッションのバランスを全部再調整しなければなりません。どちらも非常に大規模で
神経を使う作業です。地形の起伏が単なる演出にすぎないことを考えると余りにも労力に見合わない
作業なので、この変更を行なう可能性はありません。

Q:新しいタイプの兵器を増やしてほしいです
(水上機、潜水艦、列車、対空戦車、高射砲、弾道ミサイル…など)
A:
新しいタイプの兵器の追加には慎重な考察をする必要があります。単に「実際の第二次大戦に
出てくるから」というだけの理由で追加することはできません。
ゲーム内で実現可能で、なおかつその兵器なりの特色を出した仕様設定を施す必要がありますし、
物によっては専用のAIを新たに構築しなければなりません。言ってみれば、TWBというゲームの世界の
「生態系」に新種が加わるわけですから、戦闘機や戦車の新機種を追加することに比べてはるかに
大きな作業になるのです。

こうした生態系レベルの問題を重点的に考える段階はすでに終了したと判断しているので、
大幅なリニューアルに着手できるめどが立たないかぎり、優先的な追加事項として検討する
ことはありません。

特に潜水艦などは多く要望をいただきますが、直線上での単純化された戦いにすぎないTWBの
艦隊戦において、三次元での行動を強みとする潜水艦本来の特色を生かす仕様設定ができそうな
めどがないため、追加する可能性はほとんどありません。

Q:潜水艦は海面に浮上・沈降の概念を導入すれば/水上機は友軍艦船の近くに着水補給させる
などのシステムにすれば実現できるのではないでしょうか?
A:
これらは実は同じアイディアを検討のすえ没にした要素です。特に水上機についてはかなり惜しいところで
没にした経緯があります。友軍艦船への着水補給はTWBのシステムにも違和感なくおさまりますし、実現
するならその仕様しかないでしょう。潜水艦についても導入によるメリットが皆無であるとは思っていません。
しかし、開発に時間や労力を無限に使えるわけではない以上、ゲームシステム関係の仕様はどこかで切って
しまうしかないのです。そうしなければ、たとえTWBが第二次大戦の兵器・火器の全てを網羅したとしても、
まだ足りないと思う人は必ずいるはずです。
ゲームシステムが煮詰まってくれば来るほど、システムの追加によって得られるメリットは少なくなっていきます。
開発にかかる労力がその分減るとは限らないのにです。水上機や潜水艦の追加等によるこれ以上のゲーム
システム上の細分化は、無用とはいえないにせよ非効率的と判断しています。ですから今後も実装すること
はないものと考えてください。