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ウエディングドレスの色の意味

投稿記事Posted: 2013年7月20日(土) 06:56
by vitabella
中世、キリスト教徒の間では、一般的には宗教上の儀式服とされていた黒のドレスと白いヴェールが婚礼衣装として使用されていました。
初めて白いヴェールと白いドレスで結婚式を行ったのは、16世紀のスコットランドの女王、メアリー・スチュアートだと言われています。
この頃は、一般の晴れ着が結婚式に用いられるようになり、ヴェールのみが白でドレスは様々な色のものが着用されていたようです。
その後、17〜18世紀の間に徐々に白色を基調とするウエディングドレスが広まっていったとされています。
白いウエディングドレスが定着したのは19世紀後半。
大英帝国、現在のイギリスのヴィクトリア女王の時代です。
ヴィクトリア王朝では女性の処女性を重んじる傾向があったため、純潔で無垢なイメージを象徴する白いドレスが好まれました。
ヴィクトリア女王が1840年の結婚式で着用した、シルクサテンとレースで作られた純白のウェディングドレスとヴェールが正統の花嫁衣裳のシンボルとして注目を集めました。
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